広瀬地区活性化推進委員会 地元企業が過疎化対策を支援 路線バス存続に73万円寄贈

福山市加茂町に本社・事業所を置く企業家らでつくる加茂町広瀬地区活性化推進委員会(粟木原明人会長=㈱六共会長、27社、電084・972・4522)は5月13日、同町北山の福山市老人福祉センター紫雲荘で、広瀬学区町内会連合会(瀬良好史会長)に支援金73万円を贈った=写真。

 広瀬学区は標高350―400mの高所地域にあり、年々過疎化及び少子高齢化が進んでおり、1日3往復する路線バスは生活に欠かせない存在になっている。十数年前に廃線が取り沙汰されて以来、町内会費の一部で回数券を購入していたが、住民の負担が重くなっていた。同委員会は06年3月より、その費用を少しでも軽減できれば―と毎年支援し続けている。今回で13回目。
 支援金を受け取った瀬良会長は「支援金のみならず、青色パトロールの巡回まで行って、地域の安心安全に深く寄与してくださり、感謝申し上げます」と謝辞を述べた。

 活性化推進委員会メンバーは次の通り。㈱なかやま牧場▽㈱六共▽宗教法人不動院▽㈱フカイ▽㈲山善組▽前田道路㈱▽㈱小川工業▽山路建設工業㈱▽千城土建㈲▽美豊㈲▽西平建材▽㈱久松セメント瓦工業所▽㈱広瀬開発▽㈱西福環境開発▽高陽建機㈱▽㈲サンアイランド▽㈱サンローズ▽㈱一瓢組▽㈱備後総業▽㈱今井住建▽㈱高森工業▽㈲三島商事▽内山興業㈱▽㈱備南▽藤田興業㈲▽フタバ建設㈱▽伊藤組土建㈱東京支店