広瀬地区活性化推進委員会 過疎化対策に地元企業が支援 広瀬学区町内会へ73万円寄贈

 福山市加茂町に本社・事業所を置く企業家らでつくる加茂町広瀬地区活性化推進委員会(粟木原明人会長=㈱六共社長、27社、電084・972・4522)は5月23日、福山市沖野上町のゲストハウスウェディングアルセで、路線バスの存続活動に取り組んでいる広瀬学区町内会連合会(瀬良好史会長)に支援金73万円を贈った=写真。

 広瀬学区は標高350―400mの高所地域にあり、年々過疎化及び少子高齢化が進んでおり、1日3往復する路線バスは生活に欠かせない存在になっている。廃線の危機に陥った際、町内会費の一部で回数券を購入していたが、甚大な住民の負担を少しでも軽減できれば―と、活性化委員会が06年3月より毎年支援し続けている。今回で12回目。また同学区環境対策協議会に向けて、㈲サンアイランド、西福開発㈲、㈱広瀬開発の3社からそれぞれ賛同金が手渡された。
 支援金を受け取った瀬良会長は「支援金のみならず、カーブミラー清掃やダンプの安全指導まで、地域の安心安全に深く寄与してくださり、感謝申し上げます」と謝辞を述べた。

 活性化推進委員会メンバーは次の通り。㈲サンアイランド▽㈱なかやま牧場▽㈱六共▽宗教法人不動院▽㈱フカイ▽㈲山善組▽前田道路㈱▽㈱小川工業▽山路建設工業㈱▽千城土建㈲▽美豊㈲▽西平建材▽㈱久松セメント瓦工業所▽㈱広瀬開発▽西福開発㈲▽高陽建機㈱▽㈱サンローズ▽㈱一瓢組▽㈱備後総業▽㈱今井住建▽㈱高森工業▽㈲三島商事▽内山興業㈱▽㈱備南▽藤田興業㈲▽フタバ建設㈱▽伊藤組土建㈱東京支店