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解体専用機ZAXIS350LCKを導入しました。

新しく解体専用機ZAXIS350LCKを導入しました。

解体機において、六共はこれまで蓄積された油圧ショベルの開発技術を進化させてきました。滑らかな複合動作のできる優れた操作性で作業を効率化させ作業性重視の卓越した操作性はそのままに、解体現場に革命をもたらす「マルチブームシステム」を組み入れました。

1台の機械を使用し、現場の高さや作業内容に合わせてフロント部やアタッチメントを最適に組み合わせることのできる「マルチブームシステム」。 このシステムは、ベースマシンに装備したロアブームを共有し、中層・高層(ハイリフト、モンスターハイリフト)、基礎・下層(ツーピース ブーム)、バックホウ作業(分割ブーム)など、作業に応じたフロントパーツをジョイントさせることが可能。作業進捗状況によってフロントパーツを組み替えることにより、機械を入れ換える手間や搬送コストなどの負担を大きく低減しました。

ヘッドガードはISO 規格のOPG レベルII に適合しています。落下物からオペレータを保護する安全性の高い構造です。さらに、見やすさにこだわりフラットバーガードを採用するとともに放射状に配置することで、作業時の視界性を確保します。前窓ガードとキャブ前面窓との間隔を大きく(150 mm)し、キャブ前面窓の清掃性も向上しています。

キャブ上部はピラーレスを採用。視界を広くし作業場所を見やすくします。
フロントガラスおよび天窓ガラスに平行リンク式ワイパを採用。拭き残し部が少なく、ほこりの多い解体現場でより良好な視界を確保します。

トップガードは開閉式で天窓の清掃が容易に行えます。

安全性

専用モニタ(フロント選択機能盛り込み) 過負荷検出装置
ブーム圧力センサ
ブーム角度センサ 旋回角度検出装置
レベルメータ(負荷率) ブーム角度
ツーピースブームフロント選択時ハイリフトフロント選択時
ブーム角度警報
車体安定性が低下する旋回角度およびブーム角度になるとアイコンが点滅・ブザーで警告。
モニタで、あらかじめフロントモードにセットされている解体フロントを選択で
き、作業状態および警報をアイコンの点滅とブザーで知らせます。
転倒防止警報装置を搭載

六伸会総会の開催

株式会社六共と協力会社34社の六伸会総会が令和元年6月2日に開催され、任期満了に伴う役員改選で上野会長をはじめ全役員を再任しました。

上野会長はこれからの解体業の未来について触れ、協力会社の在り方についてご挨拶していただきました。安全・安心・新しい六共を合言葉に社会貢献活動を継続し、会員のための組織づくりをしていくと、改めて会員に理解と協力を求めました。

議事では2018年度事業計画と収支決算の承認、2019年度事業計画や収支予算、役員の再任が承認されました。

労働安全標語表彰式

平成31年度労働安全標語表彰式を4月5日(金)六共研修センターで行いました。従業員60名の募集の中、労働基準監督署から厳選な審査をしていただいて3席決定いたしました。
解体業会は危険と隣り合わせの仕事です。また事故で幸せになる人はいません。安全スローガンを心がけて作業をしていきます。

平成31年度の労働安全標語

一席.後でええついででええは事故のもと

二席.急がずあせらず安全第一

三席.声かけて職場の仲間は第二の家族

PC400用アタッチメントTS-W610 CV(開口部2000) OKADA鉄骨カッター新しく導入しました

360度油圧旋回モーター内蔵で狙った部分をピンポイントで掴み、増速バルブにより素早い開閉で作業の効率化を図ることができます。
切断刃は耐久性に優れた特殊素材を使用し、すべて同一形状のものとしています。これにより4面の使用や振り替えが可能です。
メンテナンスコストの低減も考えた設計としています。

自社研修センターを設置しました。

六共本社に新たに自社研修センターを建築しました。
ここでは、毎月行われる安全衛生協議会や役員会、全体会議を行っています。また100人以上収容スペースを確保しており地域のコミュニティ会議としても活用していただいております。

福山解体工事業研修協議会 解体現場巡回パトの証明申請 6/1からは解体業の証明必要

 福山解体工事業研修協議会(事務局=福山市入船町2―8―1、電084・973・1438)はこのほど、解体現場の近隣の方の苦情が多いことから、市に対し解体現場の巡回パトロールの証明を求める要望書を提出した。同会メンバーが現場を巡回し=写真、規則に基づく安心安全な作業が行われていない場合は、最低限度の指導を行いたい。

 国交省は建設業の許可業種区分(71年に制定、28業種)の見直しを行い、「とび・土工」に含まれていた「解体(業)」を、業種として新設。31年6月1日〔土〕から施行されることから、重大な公衆災害の発生や環境への配慮、老朽化した建築物での事故に対応するためで、請負金額500万円未満の軽微な解体工事でも、解体工事業登録を受けなければ、工事を受注することも施工することもできない。ただ「とび・土工」工事業の許可で解体を営んでいる業者は、今年5月31日〔金〕まで現状のまま施工することが許されている。そのため元請が許可(登録)を受けているから関係ない、大丈夫という誤った考えの業者もおり、事故や災害などを防止するため、今回の要望書提出に至った。まずは基本である掲示板の確認・近隣対策の確認・分別解体届出の許可・工事会社名・解体業許可・現場責任者・緊急連絡先などを確認し、適正でないと思われる場合、市の建築指導課に連絡する。

 粟木原会長らは16年春に福山市内の同業他社に呼びかけて、県内ではいち早く「福山解体工事業研修協議会」(現在13社)を立ち上げ、研修や勉強会を重ねてきた。また会員企業の現場ではすでにパトロールを実施している。会員企業は以下の通り。㈱上野(西町)、㈲カシマ屋(東手城町)、㈲亀田建設(神辺町東中条)、共伸(加茂町中野)、㈲小林興業(金江町金見)、㈱坂本(今津町)、㈱ダイケン(神辺町八尋)、㈱土井工業(駅家町万能倉)、東部開発㈲(東村町)、三葉興業㈲(熊野町)、山下産業㈱(入船町)、㈲山善組(神辺町新湯野)、㈱六共。

 粟木原会長の話「福山市からの証明をいただくことで、物事の筋目を通したい。近隣の方々に安心した暮らしをしていただく為に、協会員以外の解体現場であっても、解体建物が80㎡以下で分別解体の届出不要な現場であっても、地域の安全を守るためのパトロールの目を届かせたい」。

事故多発現場での安全策提案 光と音で安全確認を強化

緊急時には無線で作動を緩慢化

株式会社六共は 解体作業時の安全な作業システムを考案しました。

高所での階上解体でも効果を発揮することから、手順や各種装置などを確定させ、公的な認知度も高めたい―と、特許を取得しました。

全国的に3階建て以上のビル解体作業現場=写真上=では、近隣住宅の破損や通行人に対しての事故、重機の横転や作業員のけがなど、様々な事故が多発している。同社も一昨年、解体作業時に労働災害があった。そのため、より確実に安全性を確保するため解体手順の見直しをはかったところ、重機を操縦するオペレーターが視認できないところで惰性作業を行うといった問題点が浮かび上がってきた。そこで、光や音を発信したり、無線などを使った監視体制の効率化を図ることを整理した“安全策”を考案し、特許申請を行った。

▽ 建設機械の行動半径に立ち入り禁止の柵などが設けられない場合、重機にLEDランプを設置して、作動時は赤、停止時は青というようにコントローラーの動きを視覚化する
▽重機のオペレーターと重機周囲について見張る監視人と、視認外にいる通行人をガイドする誘導員とを無線でつなぎ、音や声で動きを知らせ合う
▽重機にはバックモニターをつけて監視する
▽緊急時には、重機に組み込んだ緊急緩動させる安全装置をオペレーターもしくは監視人が無線で起動させ、巻き込み被害を防止する、などの仕組みをまとめた。

また、階上での安定した仕事
を確保するため、特殊な構造の鉄製足場も考案した。
長さ8mで、幅は0・8mと0・6mの2種類があり、中央の1点で35t、もしくは40tの荷重に耐えられるという。支えるポストが省略できるため、経費の節約のほか、見通しも良くなって安全性も増します。

六共・粟木原明人社長ら 行政の事業計画に翻弄され衰退 百谷地区活性化推進委員会発足

過疎化対策を結束して要望する

 福山市加茂町百谷地区活性化推進委員会(粟木原明人代表)が、地元有志らによって発足した=写真。早川佳行福山市議会議員、藤井弘道㈱一瓢組社長を相談役に迎え、様々な事業計画に翻弄され、衰退を余儀なくされた百谷地域に賑わいを取り戻すべく、地域のインフラ整備や定住推進に向けて活動するという。

百谷地区の歴史は古く、同地にある房丸神社は足利幕府第11代将軍義澄の孫・足利豊後守右門大夫源三位房丸を祀っている。戦乱や政争を避けて同所に移り住み、織田信長が13代将軍義輝に謁見した1559年に没したとされる。また門田朴斎の出生地でもある。朴斎は菅茶山や頼山陽に学び、1829年に33歳で福山藩の儒官、のちの老中阿部正弘の教育係及び阿部家藩主5代に仕え、1863年には藩校誠之館の教授も務めた人物。ほか、江戸時代中期に突如現れた幻の焼き物「姫谷焼」が焼かれた土地でもある。
同所では80年代にゴルフ場建設の計画が持ち上がったがとん挫。その後90年代に入って公共事業の計画が持ち上がったが、現在凍結されたままだ(以下に参考として、96年に市から出された計画地図=右=と、「地元要望に対する回答〔95年2月〕」に書かれた開発の経過を記す)。人口は93年に75世帯267人だったが、16年は58世帯125人になっている。
粟木原代表の話「団地造成や四川ダム建設、国道182号線の整備など、計画が持ち上がるたびに、土地を売ったり、立ち退いたりして、地域住民は翻弄され、生活基盤がどんどん失われていった。人口減少が急速に進み、このままでは歴史ある町が消滅するだろう。残土処理に関しては、調査はされたがそこで止まっている。過疎地だからと後回しにせず、せめて緊急車両が通れる程度の道路幅の拡張など、早急にお願いしていきたい」。

【開発の経過】

▽ 93年10月 駅家加茂地区内陸団地計画区域への編入の承認▽ 94年3月 団地区域からの除外、河川整備と併せた圃場整備の容認▽ 95年2月 圃場整備に係る早期事業化と付帯工事の地元要望を承認▽ 95年3月 公共残土処分場の建設計画の依頼、圃場と一体的整備▽ 96年6月 赤坂バイパス残土受け入れの検討指示▽ 97年3月 H9( 97)年度予算に百谷川に残土埋め立てに係る予算計上▽ 97年3月 赤坂バイパス残土受け入れに伴う圃場整備承認申請、福山市土地改良区▽ 97年12月 赤坂バイパス残土の搬入中止の説明 駅家加茂線(下加茂分)の残土の受入を要請▽ 98年3月 公共残土処分場建設計画の凍結説明▽ 98年10月 団地各地区会長会で圃場整備は、団地50haを先行して判断すると説明▽ 98年12月 地元会長が圃場整備の実施の時期を明確にすることを要請

福山解体工事業研修協議会 解体費用捻出困難者の相談受付 空き家問題解決に向けて第一歩

福山解体工事業研修協議会(粟木原明人会長、上野藤之幹事長、協議会本部=電084・972・4101、事務局=電同973・1438)はこのほど、同市内で空き家の解体に悩む人を対象とした相談窓口を設けた。どこに相談すればよいか、費用の捻出についてはどうすればよいかなどの困りごとを解決したいとしており、市にも要望を上げて解決に向かうよう努力するので危険な状態で放置しないように―と、呼びかけている。業者側からのこうした働きかけは、全国的にも珍しいという。なお同会は、㈱六共(福山市加茂町下加茂921―7)の粟木原明人社長と㈱上野(同市西町1-7-11)の上野藤之社長の呼びかけで今夏スタートしました。

全国的に問題となっている空き家対策について、国交省は14年11月に「空家等対策の推進に関する特別措置法」を公布し、15年5月から完全実施した。広島県は14年6月5日に広島県空き家対策推進協議会を設立。適正な管理が行われていない空き家などについて、地方自治体と連携して住民の生活環境保全と空き家の活用促進を目指ます。

福山市でも15年12月に空き家等対策条例を制定し、16年4月1日から全面施行されている。適正な管理がなされておらず、倒壊など著しく保安上危険とみなされる場合は「特定空家等」とされ、立ち入り調査、助言、指導、勧告、命令、行政代執行という流れで措置が行われる。中でも「勧告」に至ると、固定資産税などの住宅用地特例から適用除外され、税負担が4-6倍に増えることになる。また、道路などにおいて緊急的な安全措置を行った場合、費用が所有者に請求されることもあります。

空き家を処分しない理由として、福山市内の空き家所有者など3781件を対象にした市の調査(2095件・1091者が回答、3つまで選択)では、「相談先・賃貸売却先がいない」という回答が614件(29・5%)とトップで、「解体費用の捻出が困難」との回答(388件=18・5%)が続いている。ほかにも「大規模な修繕をしないと使用できる状態ではない」(13・6%)、「更地にすると固定資産税等が高くなる」(13・1%)との回答も多かった。
 粟木原会長の話「もしも倒壊し、人的被害が生じたら取返しがつかないことになる。死亡や転居などで管理できない場合でも、司法書士や弁護士などと相談して落としどころを決めます。危機的な状況であれば、市に対して補助金などを陳情し、また社会貢献の一環として私達もできる限りの奉仕をして、問題解決を図ります。会員業者は建設業法及び産業廃棄物処理法に基づき、安心安全な分別解体工事を責任もって請け負います。お気軽にご相談ください」。

福山解体工事業研修協議会 新設された解体業の研修会 非会員含め17社42人参加

総合建設業の㈱六共の粟木原明人社長(74)の呼びかけでスタートした福山解体工事業研修協議会(事務局=福山市入船町2-8-1、前田功行社長、電084・973・1438)は6月25日、備後地域地場産業振興センターで第一回研修会を開催した=写真上。会員を中心に17社42人が参加した。

 国土交通省はこのほど、71年に制定された建設業の許可業種区分(28業種)の見直しを行い、これまで「とび・土工」に含まれていた「解体(業)」を、業種として新設した。重大な公衆災害の発生や環境への配慮、老朽化した建築物での事故に対応するためで、解体業に携わるための資格を取得した技術者の配置が必要となる。ただし、現在「とび・土工」工事業の許可で解体業を営んでいる業者は、引き続き3年間(19年5月31日まで)現状のまま施工することが許されている。
 そこで粟木原社長らは、同業他社が今後3年以内に新業種にスムーズに移行できるよう、「解体(業)」を営むための研修や勉強会を行うための組織を今春発足した=写真下。
 

研修では、新解体業としての 申請書について
▽今後の解体業は業としてどうあるべきか
▽解体現場の現場管理者、現場主任の意識の改革(安全会議、KYK、手順、新規入場者教育などの見直し)
▽現場パトロールのありかた
▽会員、会員外の業者への解体業としての意識改革への協力の呼びかけ
▽研修会への参加要請など、10項目について話し合った。