広瀬地区活性化推進委員会 加茂小で2台目青パトの出発式 地域からの要望に応えて導入

福山市加茂町に本社・事業所を置く企業家らでつくる加茂町広瀬地区活性化推進委員会(福山市加茂町中野243-1、粟木原明人会長=㈱六共会長、28社、電084・970・2360)は1月26日、2台目「青色防犯パトロール車」の出発式を同市加茂町中野の市立加茂小学校で催した。地元住民ら180人以上が同小体育館に詰めかけた。

 青色パトは17年12月、同委員会会員企業が土砂運搬などの事業を主に行う、同町広瀬地区の安心安全を見守る目的で導入。同地区を巡回する団体として広島県警から認可(複数企業からなる団体に同許可が下りるのは県下初)を受け、講習を受けた同会メンバーには隊員としての実施者証が交付された。その後運搬経路にかかっている加茂町全域の巡回もしてほしいとの要望が寄せられたことから、2号車を準備し、この度の出発式を迎えた。なお導入には、(公財)日本財団と日本住宅ローン㈱、福山あいライオンズクラブ(関藤 寛会長)からの支援金が使われた。また新たに15人がメンバーとして講習を受け、合計31人が隊員として登録されている。

出発式には三好良治広島県議会議員、加茂町広瀬地区活性化推進委員会顧問で福山市議会議長の早川佳行さんらを来賓に迎え、テープカットが行われた後で=写真上、地元町内会役員や地元関係者、活性化推進委員会メンバーらが見送る前を、青パト車両が巡回に出動した=写真下。巡回時間については、地域住民らの巡回と重ならないよう、夕方から夜間にかけて毎日行う予定だ。